教室長挨拶
教室長 織田 俊二

「何故、数ばかりにこだわるのだろうか?」。大手進学塾のやり方に疑問を抱き、同じ考えを持つ講師、スタッフと共に、4年前塾工房を開きました。私たちは、「どの学校に何人合格させるか」ではなく「第一志望校に何人合格させるか」を目標にしています。
例えば有名校に50人合格させたければ、可能性のある100人を受験させればいいという考え方があります。50人は合格実績に加算されますが、50人の子どもは泣いています。その中には、「数」のために、自分の意思に関係なく受験した子どももいるでしょう。単純に、○○校が一番と洗脳されて、どこが一番自分にあっているかも考えずに誘導されただけの子どももいるでしょう。その子どもたちの傷ついた気持ちは置き去りにされてしまいます。大規模な組織で大人数の生徒を抱え、本部の方針に添って実績をあげることだけにこだわる。このような現状を目のあたりにし、1学年50人までの小規模な、子どもたち一人ひとりに目が行き届く塾を作りたいという情熱で一杯になりました。「青臭い」といわれるかもしれません。しかし、この情熱を忘れてしまったら、私たちの今まで歩んできた道、これから歩みつづけようとする道の意味がなくなってしまいます。そして、この私たちの思いと、熊本代表の思いが一致して、「くま塾工房」という新しいかたちで実を結びました。
勉強さえしていれば全てを許される子どもをつくりたくない。日曜日には勉強はお休みにして、家のお手伝いをしたり、家族と一緒に買い物に行ったり・・・、そんな、子どもらしい子どもでいて欲しい。幼いころから先取りばかりに躍起になる勉強を強いられ、抜け殻のようになった6年生は見たくない。3年生までは勉強を楽しんで欲しい。4年生は「塾好き!先生好き!科目好き!」でいて欲しい。5年生は、勉強とそれ以外の区別がきちんと付き、勉強に対する姿勢を身につけさせたい。そして、厳しい6年生を頑張りぬいて欲しい。このように、私たちは学年によって、位置付けを替えています。6年生の子どもたちに、「頑張るぞ!」と言うと、「おお!」と応えてくれます。そんな素直な子どもたちに最もふさわしい未来を、保護者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。